ANA
🇯🇵 日本 自社養成・ライセンサー採用 フルサービスキャリア 国際線・国内線

全日本空輸(ANA)

All Nippon Airways — 日本最大の航空会社

¥2,700万
機長 平均年収
¥1,800万
副操縦士 平均年収
B777/B787
A380
主要機材
約4,000+
パイロット数
航空会社の概要

ANAについて

全日本空輸(ANA)は、日本最大の航空会社グループ(ANAホールディングス傘下)で、国際線・国内線ともに業界トップクラスの規模を誇ります。スターアライアンス加盟キャリアとして、世界90カ国以上へのネットワークを持ちます。

パイロットとしてのキャリアは自社養成・私費ライセンス取得者向けの採用が中心。退職金・年金制度が充実しており、日本国内で安定したキャリアを築きたい方に最適な環境です。

本社
東京都港区
設立
1952年
アライアンス
スターアライアンス
就航都市
90カ国以上
保有機材数
約270機
退職年齢
65歳(機長)
年収データ

パイロット年収(2026年3月現在)

ポジション年収レンジ平均年収基本給(月額)飛行手当/h備考
機長(Captain)
ワイドボディ国際線
¥2,400万〜¥3,000万
¥2,700万 ¥130万〜¥200万 ¥8,000〜¥9,500 B777国際線は上位
副操縦士(F/O)
ナローボディ〜ワイドボディ
¥1,050万〜¥2,500万
¥1,800万 ¥62万〜¥130万 ¥5,500〜¥7,000 国際線上乗せあり
訓練生(自社養成)
入社〜ライン就航前
¥400万〜¥700万
¥500万〜 訓練手当あり 訓練費用会社負担
賞与(ボーナス)
年2〜4ヶ月分
業績連動型
月間保証飛行時間
70〜80時間
最低保証あり
国際線滞在手当
別途支給
海外滞在日数に応じる
年収推移

ANAパイロット 年次別年収推移

入社1年目から機長シニアまで、キャリア別の年収モデルを現役パイロット監修のもと掲載しています。

キャリアステージ目安年次役職年収(目安)ポイント
訓練生 入社〜2年目 訓練生 ¥400万〜¥700万 訓練手当のみ。訓練費用は全額会社負担
就航直後 3〜5年目 副操縦士 ¥1,100万〜¥1,400万 ライン就航と同時に飛行手当が加算
中堅F/O 6〜10年目 副操縦士 ¥1,400万〜¥1,700万 機材昇格(ナロー→ワイド)で年収アップ
シニアF/O 11〜15年目 副操縦士 ¥1,700万〜¥1,900万 機長訓練の対象となる時期。国際線担当多数
機長昇格直後 15〜18年目 機長 ¥2,000万〜¥2,400万 昇格と同時に年収が大幅ジャンプ
機長(中堅) 19〜24年目 機長 ¥2,400万〜¥2,700万 B777・B787国際線担当が中心
シニア機長 25年目以上 機長 ¥2,700万〜¥3,000万 A380・B777-300ERなど大型機担当で上位
※ 上記は現役パイロットの報告をもとにした参考値です。機種・路線・業績ボーナスにより変動します。
運航環境

フライト環境・路線

国際線ネットワーク

  • 北米(ニューヨーク・ロサンゼルス・シカゴ等)へ毎日運航
  • 欧州(ロンドン・フランクフルト・パリ等)への長距離国際線
  • アジア(上海・香港・シンガポール・バンコク等)短〜中距離路線
  • A380で成田〜ホノルル路線を運航(特別な機材経験)

国内線ネットワーク

  • 羽田・伊丹・新千歳・福岡など主要幹線
  • 地方路線はANAウイングスが担当(グループ会社)
  • 国内線はB737/Q400主体、幹線はB767/B777
B777
長距離国際線主力
B787
中距離国際線
A380
ホノルル専用
B737/767
国内・中距離
訓練環境

訓練・昇格システム

自社養成プログラム

地上学科訓練
航空知識・気象・法規等。約6ヶ月。ANAトレーニングセンター(羽田)で実施。
初期飛行訓練(海外)
米国・オーストラリア等の提携フライトスクールで約1〜2年。自家用・計器・多発・事業用免許取得。
型式限定訓練(機材移行)
実機・シミュレーターでの型式訓練。ライン資格取得後にF/O就航。

機長昇格(Upgrade)

昇格基準
入社後10〜15年が目安。飛行時間・評価・空席等による年功序列+実力評価制。
キャプテンアップグレード訓練
シミュレーター訓練→実機訓練→ラインチェック。合格後に機長として就航。
定期審査(Proficiency Check)
年1〜2回のシミュレーター審査。継続的な技量維持が求められる。
福利厚生

ベネフィット・待遇

✈️
航空券割引
本人・家族向けに大幅割引航空券。スターアライアンス提携航空会社でも利用可能。
🏥
健康保険・医療
ANA健康保険組合。パイロット専門の航空身体検査サポート体制。ライセンス喪失保険あり。
🏦
退職金・年金
確定給付型企業年金+確定拠出年金。勤続年数に応じた退職一時金。日本最高水準の退職金制度。
🏠
住宅支援
社宅・寮制度あり。住宅手当支給。基地勤務に応じた転居費用サポート。
👨‍👩‍👧
育児・介護支援
育児休業取得実績あり。復帰後のスケジュール配慮。介護休業制度完備。
📚
教育・スキルアップ
英語研修・技術訓練費用補助。海外訓練時の生活費サポート。資格取得支援。
2026年3月現在
自社養成・ライセンサー採用あり

募集要項

ANA 2026年度 自社養成パイロット
運航乗務員訓練生(新卒・既卒)
応募受付中
応募資格
大学卒業・大学院修了(専攻不問)
採用人数
若干名(競争倍率 数百倍)
入社時期
2026年4月(新卒)
※ 訓練費用は全額会社負担。英語力・身体条件(航空身体検査一種)が必要。
ANA ライセンサー採用(私費ライセンス取得者)
航空大学校・私大フライトコース・自費訓練でCPL/ATPL取得済みの方
不定期採用(要公式確認)
対象者
CPL/ATPL取得済み(新卒〜若手)
飛行時間
航空大校卒業程度(200〜300時間程度)
雇用形態
正社員(無期雇用)

⚠️ 重要:ANAは他の航空会社で乗務経験のある現役パイロットの一般中途採用(即戦力採用)は現時点では公開していません。ライセンサー採用は「新たに免許を取得した若手パイロット」向けです。採用時期・条件はANA公式サイトをご確認ください。

手取り計算

ANAパイロット 手取りシミュレーション

年収(額面)から所得税・住民税・社会保険料を差し引いた「実際に手元に残る金額」の目安です。扶養人数・控除の種類により変動します。

ポジション年収(額面)所得税(概算)住民税(概算)社会保険料手取り(年間)月換算手取り
シニア機長 B777国際線 ¥3,000万 約¥630万 約¥280万 約¥150万 約¥1,940万 約¥162万
機長(平均) ¥2,700万 約¥530万 約¥250万 約¥150万 約¥1,770万 約¥147万
機長昇格直後 ¥2,200万 約¥380万 約¥200万 約¥150万 約¥1,470万 約¥122万
シニアF/O ¥1,800万 約¥270万 約¥160万 約¥140万 約¥1,230万 約¥102万
中堅F/O ¥1,400万 約¥170万 約¥125万 約¥130万 約¥975万 約¥81万
就航直後F/O ¥1,200万 約¥130万 約¥105万 約¥120万 約¥845万 約¥70万
⚠️ 上記は概算値です。実際の手取りは扶養控除・各種控除・ふるさと納税・iDeCo活用などにより大きく異なります。機長がiDeCo(月2万3千円拠出)を最大活用すると、年間20〜30万円程度の節税効果があります。
機種別データ

ANA 機種別・路線別 年収差

担当機材と路線(国際線/国内線)によって年収に差が生じます。大型ワイドボディ国際線ほど飛行手当・国際線手当が高く、年収が高い傾向があります。

機材路線機長年収(目安)副操縦士年収(目安)特徴
B777-300ER 国際長距離 ¥2,800万〜¥3,000万 ¥1,800万〜¥2,100万 ANA最主力国際線。飛行時間・国際線手当が最大
A380 成田〜ホノルル ¥2,700万〜¥3,000万 ¥1,700万〜¥2,000万 ANAのみ3機保有の特殊機材。限定乗務員
B787-8/9 国際中距離 ¥2,500万〜¥2,800万 ¥1,600万〜¥1,900万 新鋭機。アジア・欧州路線の主力
B767-300 国内幹線・近距離国際 ¥2,300万〜¥2,600万 ¥1,400万〜¥1,700万 国内幹線・近距離国際線の主力
B737-800 国内線 ¥2,000万〜¥2,400万 ¥1,200万〜¥1,500万 国内線主力。国際線手当なし。飛行本数が多い
機種昇格の流れ: 入社後は国内線ナロー(B737)からスタートし、実績・空席に応じてB767→B787→B777/A380と昇格。機材が大きくなるほど年収・手当も上昇。ワイドボディ国際線ほど機長昇格後の年収ジャンプも大きい。
詳細比較

ANA vs JAL パイロット年収 詳細比較表

日本2大キャリアのパイロット待遇を徹底比較。数字だけでなく、制度・文化・昇格スピードの違いまで解説します。

比較項目ANA(全日本空輸)JAL(日本航空)備考
機長 平均年収 ¥2,700万 ¥2,700万 ほぼ同水準
副操縦士 平均年収 ¥1,800万 ¥1,700万 ANAが若干高い傾向
機長 最高年収(目安) ¥3,000万〜 ¥2,900万〜 B777シニア機長クラス
機長昇格 目安年数 15〜18年 15〜20年 ANAがやや早い傾向あり
ボーナス 年2〜4ヶ月(業績連動) 年2〜4ヶ月(業績連動) ほぼ同等
飛行手当(/時間 機長) ¥8,000〜¥9,500 ¥7,500〜¥9,000 ANAが若干高い傾向
アライアンス スターアライアンス ワンワールド 系列・提携先が異なる
保有機材数 約270機 約240機 ANAが若干多い
国際線路線 90カ国以上 50カ国以上 ANAのネットワークが広い
自社養成採用 あり(毎年) あり(毎年) どちらも競争率は超高い
退職年齢 65歳(機長) 65歳(機長) 同じ
企業文化 挑戦的・革新的 伝統・老舗的 個人の価値観による

結論:年収面ではほぼ互角。違いは文化・路線・昇格スピード

ANA・JAL両社の機長平均年収は2,700万円とほぼ同水準です。どちらを選ぶかは、アライアンス系列・路線ネットワーク・企業文化への共感が主な判断基準になります。詳細は専用比較ページで確認できます。

ANA vs JAL 完全比較ページを見る →
よくある質問

ANAパイロット年収 よくある質問(FAQ)

ANAパイロットの年収はいくらですか?+
副操縦士で約1,400〜1,800万円、機長で約2,400〜3,000万円(平均2,700万円)です。B777国際線シニア機長は3,000万円超も珍しくありません。日本最大の航空会社として業界トップクラスの待遇です。
ANAパイロットの手取りはいくらですか?+
機長年収2,700万円の場合、所得税・住民税・社会保険料を差し引くと手取りは約1,770万円(月約147万円)が目安です。シニア機長(年収3,000万円)では手取り約1,940万円(月約162万円)になります。
ANAとJAL、パイロット年収はどちらが高いですか?+
ANAとJALのパイロット年収はほぼ同水準で、どちらも機長平均2,700万円です。ANAはB777・A380など大型ワイドボディ比率が高く、国際線手当で若干高くなるケースがあります。副操縦士レベルではANAが若干高い傾向があります。
ANA B777機長の年収はいくらですか?+
ANA B777-300ER国際線機長の年収は2,800万〜3,000万円が目安です。B777は長距離国際線の主力機で飛行時間・国際線手当が最大となるため、ANA全機材の中で最も高い年収水準です。
ANAパイロットの1年目の年収はいくらですか?+
ANA自社養成パイロットの訓練生時代(1〜3年目)の年収は400〜700万円程度です。ライン就航(実際の乗務開始)後は副操縦士として1,100〜1,400万円に大幅アップします。
ANA副操縦士から機長になるには何年かかりますか?+
ANAパイロットは入社後15〜18年が機長昇格の目安です。年次別に見ると、訓練生(1〜2年)→就航F/O(3〜5年)→中堅F/O(6〜10年)→シニアF/O(11〜15年)→機長(15〜18年〜)という流れです。早い人で13年、遅い場合は20年超になることも。
ANA自社養成パイロット採用試験の倍率は?+
ANA自社養成の採用倍率は数百倍とも言われる超難関選考です。毎年の採用人数は10〜30名程度で、ES・適性検査・グループディスカッション・個人面接・航空身体検査・最終選考の多段階。「日本で最も難しい就職試験の一つ」とも称されます。
ANAパイロットのボーナスはいくらですか?+
ANAパイロットのボーナス(賞与)は年2〜4ヶ月分が目安で、業績連動型です。機長の場合、ボーナスだけで年間200〜400万円程度になります。好業績時はさらに高くなる場合があります。
ANAパイロットの定年(退職年齢)は何歳ですか?+
ANAパイロットの定年は65歳です(機長として乗務できる法的上限も65歳)。60歳以降は雇用延長制度により65歳まで継続乗務が可能です。退職後はANAグループ会社への再雇用ルートもあります。
ANAパイロットの退職金はいくらですか?+
機長として20〜30年勤務した場合、退職一時金+確定給付年金+確定拠出年金を合算すると数千万〜1億円超になるケースもあります。日本の航空会社の中でも最高水準の退職金制度です。
ANAとEmirates(エミレーツ)のパイロット年収差は?+
Emiratesの機長は4,500万円以上(ドバイは非課税のため実質はさらに高い)に対し、ANAは2,700万円(課税後)。額面では約1,800万円の差があります。ただしEmirates勤務は海外単身赴任が前提で、生活コストや家族との距離も考慮が必要です。
年収比較

ANAパイロット年収と他社の比較