All Nippon Airways — 日本最大の航空会社
全日本空輸(ANA)は、日本最大の航空会社グループ(ANAホールディングス傘下)で、国際線・国内線ともに業界トップクラスの規模を誇ります。スターアライアンス加盟キャリアとして、世界90カ国以上へのネットワークを持ちます。
パイロットとしてのキャリアは自社養成・私費ライセンス取得者向けの採用が中心。退職金・年金制度が充実しており、日本国内で安定したキャリアを築きたい方に最適な環境です。
| ポジション | 年収レンジ | 平均年収 | 基本給(月額) | 飛行手当/h | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 機長(Captain) ワイドボディ国際線 |
¥2,400万〜¥3,000万
|
¥2,700万 | ¥130万〜¥200万 | ¥8,000〜¥9,500 | B777国際線は上位 |
| 副操縦士(F/O) ナローボディ〜ワイドボディ |
¥1,050万〜¥2,500万
|
¥1,800万 | ¥62万〜¥130万 | ¥5,500〜¥7,000 | 国際線上乗せあり |
| 訓練生(自社養成) 入社〜ライン就航前 |
¥400万〜¥700万
|
¥500万〜 | 訓練手当あり | — | 訓練費用会社負担 |
入社1年目から機長シニアまで、キャリア別の年収モデルを現役パイロット監修のもと掲載しています。
| キャリアステージ | 目安年次 | 役職 | 年収(目安) | ポイント |
|---|---|---|---|---|
| 訓練生 | 入社〜2年目 | 訓練生 | ¥400万〜¥700万 | 訓練手当のみ。訓練費用は全額会社負担 |
| 就航直後 | 3〜5年目 | 副操縦士 | ¥1,100万〜¥1,400万 | ライン就航と同時に飛行手当が加算 |
| 中堅F/O | 6〜10年目 | 副操縦士 | ¥1,400万〜¥1,700万 | 機材昇格(ナロー→ワイド)で年収アップ |
| シニアF/O | 11〜15年目 | 副操縦士 | ¥1,700万〜¥1,900万 | 機長訓練の対象となる時期。国際線担当多数 |
| 機長昇格直後 | 15〜18年目 | 機長 | ¥2,000万〜¥2,400万 | 昇格と同時に年収が大幅ジャンプ |
| 機長(中堅) | 19〜24年目 | 機長 | ¥2,400万〜¥2,700万 | B777・B787国際線担当が中心 |
| シニア機長 | 25年目以上 | 機長 | ¥2,700万〜¥3,000万 | A380・B777-300ERなど大型機担当で上位 |
⚠️ 重要:ANAは他の航空会社で乗務経験のある現役パイロットの一般中途採用(即戦力採用)は現時点では公開していません。ライセンサー採用は「新たに免許を取得した若手パイロット」向けです。採用時期・条件はANA公式サイトをご確認ください。
年収(額面)から所得税・住民税・社会保険料を差し引いた「実際に手元に残る金額」の目安です。扶養人数・控除の種類により変動します。
| ポジション | 年収(額面) | 所得税(概算) | 住民税(概算) | 社会保険料 | 手取り(年間) | 月換算手取り |
|---|---|---|---|---|---|---|
| シニア機長 B777国際線 | ¥3,000万 | 約¥630万 | 約¥280万 | 約¥150万 | 約¥1,940万 | 約¥162万 |
| 機長(平均) | ¥2,700万 | 約¥530万 | 約¥250万 | 約¥150万 | 約¥1,770万 | 約¥147万 |
| 機長昇格直後 | ¥2,200万 | 約¥380万 | 約¥200万 | 約¥150万 | 約¥1,470万 | 約¥122万 |
| シニアF/O | ¥1,800万 | 約¥270万 | 約¥160万 | 約¥140万 | 約¥1,230万 | 約¥102万 |
| 中堅F/O | ¥1,400万 | 約¥170万 | 約¥125万 | 約¥130万 | 約¥975万 | 約¥81万 |
| 就航直後F/O | ¥1,200万 | 約¥130万 | 約¥105万 | 約¥120万 | 約¥845万 | 約¥70万 |
担当機材と路線(国際線/国内線)によって年収に差が生じます。大型ワイドボディ国際線ほど飛行手当・国際線手当が高く、年収が高い傾向があります。
| 機材 | 路線 | 機長年収(目安) | 副操縦士年収(目安) | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| B777-300ER | 国際長距離 | ¥2,800万〜¥3,000万 | ¥1,800万〜¥2,100万 | ANA最主力国際線。飛行時間・国際線手当が最大 |
| A380 | 成田〜ホノルル | ¥2,700万〜¥3,000万 | ¥1,700万〜¥2,000万 | ANAのみ3機保有の特殊機材。限定乗務員 |
| B787-8/9 | 国際中距離 | ¥2,500万〜¥2,800万 | ¥1,600万〜¥1,900万 | 新鋭機。アジア・欧州路線の主力 |
| B767-300 | 国内幹線・近距離国際 | ¥2,300万〜¥2,600万 | ¥1,400万〜¥1,700万 | 国内幹線・近距離国際線の主力 |
| B737-800 | 国内線 | ¥2,000万〜¥2,400万 | ¥1,200万〜¥1,500万 | 国内線主力。国際線手当なし。飛行本数が多い |
日本2大キャリアのパイロット待遇を徹底比較。数字だけでなく、制度・文化・昇格スピードの違いまで解説します。
| 比較項目 | ANA(全日本空輸) | JAL(日本航空) | 備考 |
|---|---|---|---|
| 機長 平均年収 | ¥2,700万 | ¥2,700万 | ほぼ同水準 |
| 副操縦士 平均年収 | ¥1,800万 | ¥1,700万 | ANAが若干高い傾向 |
| 機長 最高年収(目安) | ¥3,000万〜 | ¥2,900万〜 | B777シニア機長クラス |
| 機長昇格 目安年数 | 15〜18年 | 15〜20年 | ANAがやや早い傾向あり |
| ボーナス | 年2〜4ヶ月(業績連動) | 年2〜4ヶ月(業績連動) | ほぼ同等 |
| 飛行手当(/時間 機長) | ¥8,000〜¥9,500 | ¥7,500〜¥9,000 | ANAが若干高い傾向 |
| アライアンス | スターアライアンス | ワンワールド | 系列・提携先が異なる |
| 保有機材数 | 約270機 | 約240機 | ANAが若干多い |
| 国際線路線 | 90カ国以上 | 50カ国以上 | ANAのネットワークが広い |
| 自社養成採用 | あり(毎年) | あり(毎年) | どちらも競争率は超高い |
| 退職年齢 | 65歳(機長) | 65歳(機長) | 同じ |
| 企業文化 | 挑戦的・革新的 | 伝統・老舗的 | 個人の価値観による |
結論:年収面ではほぼ互角。違いは文化・路線・昇格スピード
ANA・JAL両社の機長平均年収は2,700万円とほぼ同水準です。どちらを選ぶかは、アライアンス系列・路線ネットワーク・企業文化への共感が主な判断基準になります。詳細は専用比較ページで確認できます。
ANA vs JAL 完全比較ページを見る →