公式に出ている金額と、非課税の意味
| 航空会社 | このページに出している金額 | 何の金額か |
|---|---|---|
| Emirates 機長 | ¥2,489万(月 ¥208万) | 会社が採用ページに出している募集例の現金給与。基本給と、月85時間の乗務を前提にした飛行手当を年換算したものです。 |
| Emirates 機長(総待遇) | 約¥5,129万相当 | 同じ募集例の総待遇。上の現金給与に、住宅・交通・学費・医療・保険・休暇航空券・会社の年金拠出を加えた額で、本人・配偶者・対象となる子2人を前提にしています。現金で入ってくる額ではありません。 |
| Qatar Airways 機長 | 約¥2,900万 | 当サイトが公開情報から推計した機長の年収。カタール航空が公表した金額ではありません。副操縦士は約¥2,050万と推計しています。 |
| 日本の機長(ANA) | 約¥2,700万 | 当サイトが公開情報から推計した機長の年収。ANA が公表した金額ではありません。副操縦士は約¥1,800万と推計しています。 |
非課税というのは、勤務地で所得税を引かれないという意味です。日本の年収と比べるときは、税の扱いだけでなく「その金額が何を含んでいるか」も見る必要があります。エミレーツの総待遇には住宅や学費の評価額が入っていて、現金で入ってくる額ではありません。
総報酬パッケージ比較(全8項目)
| 項目 | Emirates(EK) | Qatar Airways(QR) |
|---|---|---|
| 機長 年収 | 約¥2,489万 募集例の現金給与(月額 AED 48,000 = 約¥208万・基本給+飛行手当・月85時間前提) |
約¥2,900万 当サイトの推定(公開情報からの推計) |
| 住宅手当 | 住居現物支給 or 住宅手当あり | 住宅手当あり(会社提供アパート選択可) |
| 教育手当(子供1人あたり) | USD 25,000 / 年 | あり(やや少なめ) |
| 医療保険 | 家族全員カバー・充実 | 家族全員カバー・充実 |
| 年間休暇 | 年30日以上 | 年30日以上 |
| 飛行手当 | 飛行時間に応じ加算 | 飛行時間に応じ加算 |
| 死亡・障害保険 | あり | あり |
| gratuity(退職金的) | 勤続年数 × 月給ベース | 勤続年数 × 月給ベース(同様) |
※ エミレーツの金額は、会社が採用ページに出している募集例の額です(月85時間の乗務を前提にした基本給+飛行手当)。カタール航空の金額は当サイトの推定年収で、公開情報からの推計です(会社が公表した金額ではありません)。住宅・教育・保険などの項目は各社の公開情報と業界情報にもとづく記載で、年収の金額とは出どころが別です。円換算は為替レートにより変動します。
ドバイ vs ドーハ——生活環境の現実
ドバイ(Emirates)
ドーハ(Qatar Airways)
採用難易度と英語基準
Emirates(EK)
Qatar Airways(QR)
日本人パイロットが選ぶべきはどちらか(3タイプ診断)
どちらの年収が高いかは出していません。エミレーツ側は会社が公表した募集例、カタール航空側は当サイトの推定年収で、金額の種類が違うためです。勤務地で所得税を引かれない点は両社とも同じなので、「何を優先するか」で航空会社が変わります。
ドバイは日本人2万人超のコミュニティが形成されており、日本語教育環境・日本食・日本語対応クリニックが充実。子連れ移住の安心感はカタールより高い。
エミレーツは公式に機長7,000時間・副操縦士2,000時間を最低条件として出している。そこに届かない段階では、条件を公開していないカタール航空の募集を直接当たる価値がある。カタールで広体機経験を積んでからエミレーツに移籍する日本人パイロットも実際にいる。
gratuity(退職金)は日本の退職金より薄め。中東勤務中は日本の厚生年金に未加入となるため、老後資産が空洞化しやすい。iDeCoや任意加入制度の活用が必須。