台湾3社で金額が分かっているもの
| 項目 | スターラックス | エバー航空 | チャイナエアライン |
|---|---|---|---|
| 機長 年収 | 約¥3,100万 当サイトの推定(公開情報からの推計)。幅は¥2,750万〜3,900万。会社が公表した金額ではありません |
約¥2,950万 当サイトの推定(台湾の報道2本からの推計)。会社が公表した金額ではありません |
約¥2,000万 当サイトの推定(公開情報からの推計)。会社が公表した金額ではありません |
| 副操縦士 年収 | 約¥1,950万 当サイトの推定(公開情報からの推計)。幅は¥1,850万〜2,050万。会社が公表した金額ではありません |
約¥1,589万 公式募集例。「年収 USD 100,000 超」と書かれた下限で、上限は公表なし(4年契約) |
約¥1,100万 当サイトの推定(公開情報からの推計)。会社が公表した金額ではありません |
| 公式に公開されている金額 | 公表なし | USD 100,000+ 副操縦士・英語版のみ |
公表なし |
| 機長 最低総飛行時間 | 3,500 h PIC 700時間 |
公表なし | 5,000 h 英語版。中文版は3,500時間 |
| 副操縦士 最低総飛行時間 | 1,500 h 国内は1,000時間 |
2,000 h 多人数運航ジェット500時間 |
1,500 h 同型機500時間 |
| 英語要件 | ICAO Level 4+ | ICAO Level 4 | ICAO Level 4+ |
| 外国籍の応募 | 可(必要時間が別建て) | 可(契約4年) | 英語版ポータルのみ |
| 拘束年限 | 公表なし | 契約4年 | 3〜7年(区分別) |
※ 金額は、誰の・何を含んだ・いつの金額かを、その種類を書いて載せています。公式の募集例がある項目はその額、公式の金額が無い項目は当サイトの推定年収です。順位や台湾全体の相場は出していません。飛行時間・英語・国籍・拘束年限は各社の公式ページの記載です。円額は比較用の換算で、現在の為替レートではありません。
公式に年収を公開しているのは、3社のうちエバー航空だけ
3社の採用ページ・年次報告書・法定開示のうち、年収の金額が載っているのはエバー航空の英語版採用ページだけです。記載のない項目は推計で埋めず「公表なし」としています。
エバー航空 ── 副操縦士の年収を金額で公開
“Annual income exceeding USD 100,000, effective from your first operational flight.”
- 副操縦士の待遇として書かれています。手当・補助は別計算で、会社業績に応じた年末賞与、住宅補助または社宅、月8日の連続休み、有給休暇22日から最大42日が別立てで並んでいます。
- 契約は4年です。
- これは下限で、上限は公式に出ていません。このページに出している副操縦士 約¥1,589万は、その公式の下限そのものです。
- ⚠️ 地域版で内容が違います。en-global / en-us / en-th はこの USD 表記ですが、en-sg / en-gb / en-au / zh-hk は古い台湾ドル表記のまま、zh-tw / ja-jp / ko-kr / vi-vn には金額がありません。
- 台湾ドル表記の金額は使っていません。月額か年額かが、どの言語版にも書かれていないためです。
- このページに出している機長 約¥2,950万は、台湾の報道2本(鏡週刊・CTWANT/2024年)から当サイトが推計した金額です。エバー航空が公表した金額ではありません。
- 別枠:パイロット専門の人材紹介会社 APAS の掲載では、副操縦士(A321 / B777 / B787)が年 NTD 2,880,000〜2,916,000、訓練期間中は月 NTD 166,500〜168,500 となっています(2026年9月時点)。会社が公表した額ではなく、人材紹介会社が募集として出している額です。訓練期間中の月額を12倍・13倍して年収にはしていません。上の公式の額とは別の数字なので、混ぜて平均も作りません。円に直した額も出していません(誰に対する・いつまでの募集かを確かめきれていないため)。
チャイナエアライン ── 給与は非公開。区分ごとの拘束年限は公開
「軍方退役機師:按飛時經驗支薪;完訓合格後敘任為副機師。服務年限至少四年。」(軍の退役機師:飛行時間の経験に応じて支給。訓練修了後は副機長に任命。拘束年限は最低4年。)
- 「飛行時間の経験に応じて支給」とは書いてありますが、金額はどこにもありません。
- 英語版の年報(162ページ)も率だけです ── 「The average salary for all employees of the Company increased by about 4.36% in 2025.」。賞与は団体協約41条の算式(年末に基本給1か月ぶん、利益があれば税前利益の20%を別途配分、従業員報酬は税前利益の3%以上)で、やはり金額はありません。従業員総数は2025年末で11,642人ですが、職種別の内訳が無く機師が何人かも書かれていません。
- 桃園市機師工會との団体協約が2021年12月29日に締結されたことは年報が認めていますが、協約の本文は公開されていません。
- このページに出している機長 約¥2,000万・副操縦士 約¥1,100万は、公開情報から当サイトが推計した金額です。チャイナエアラインが公表した金額ではありません。
- 別枠:2026年7月にクアラルンプールで行われた採用説明会の募集広告に、月額 USD 10,000(手当を含む)と書かれていた、と第三者のサイトが伝えています。会社の公式ページでは確認できていないため、このページの年収には使っていません。12倍して年収に直すこともしません(過去の1回の広告で、その年に実際に払われた額とは別のものです)。
スターラックス ── 給与は非公開。法定開示は全社員の数字
- 採用ページに給与の記載はありません。公開されているのは必要飛行時間・免許・英語・身体検査です。
- 上の表に出しているスターラックスの機長 約¥3,100万・副操縦士 約¥1,950万は、公開情報から当サイトが推計した金額です。スターラックス航空が公表した金額ではありません。台湾は1年で13か月分が支払われ、住宅手当 月 NTD 30,000 と交通費 月 NTD 1,000 は別です。
- スターラックスの推定の幅は、機長が ¥2,750万〜3,900万、副操縦士が ¥1,850万〜2,050万 です。幅のどこになるかは機種・在籍年数・乗務する路線で変わります。台湾は個人所得税が課税され、ここの金額はすべて税引き前です。
- 上場企業なので法定開示はあります。2025年度の開示では、非管理職の全時間勤務従業員の給与が推定で111万5千台湾ドル・中央値72万2千台湾ドルです。
労働部の職類別薪資調査は、細かい職種の月給を比べたときに航空駕駛員(パイロット)が最も高く、年収でも最上位の一つだとしています。ただし公表されているのは順位と「10万元超」「150万元超」という区切りで、パイロットの金額そのものは含まれていません。
3社の採用条件
給与額は非公開でも、応募条件は3社とも細かく公開しています。以下はすべて各社の公式ページの記載です。
スターラックス
エバー航空
チャイナエアライン
年収より差が大きいのは、国籍と拘束年限
給与は3社とも並べて比べられる形になっていません。はっきり違うのは「外国籍で応募できるか」と「何年縛られるか」で、こちらは公式に書かれています。
チャイナエアライン:拘束年限が区分ごとに明記されている
スターラックスとエバー航空:外国籍を前提にした条件
3社のどこを選ぶか
3社で唯一、副操縦士の年収を金額で書いています。契約年数・休暇日数・住宅の扱いも同じページに並んでいるので、条件を紙の上で比べられます。
副操縦士の入口が公式に1,500時間(国内は1,000時間)で、3社で最も低いところにあります。機長も3,500時間・PIC 700時間で、チャイナエアラインの英語版(5,000時間・PIC 1,000時間)より手前です。
経験者の拘束年限が「3年または定年まで」と書かれている=長く勤める前提の設計です。ただし外国籍は英語版ポータルの1本だけで、2026年9月時点では機長の募集が出ていません。金額は公式にはどこにもありません。
よくある質問
台湾の航空会社でパイロット年収が最も高いのはどこですか?+
台湾の航空会社は公式に給与額を出していますか?+
台湾の航空会社に外国籍でも入れますか?+
台湾の航空会社には拘束年限(サービス期間)がありますか?+
台湾の上場企業の開示に出ている平均給与はパイロットの年収ですか?+
チャイナエアラインの必要飛行時間はどれが正しいのですか?+
台湾の航空会社のパイロット選考は何回まで受けられますか?+
各社の詳細と、他の地域の比較
台湾で飛んでいる人の数字が、このページを正確にします
上の表のうち、公式の金額が無い会社のマスには当サイトの推定年収が入っています。推定を実際の数字に変えられるのは、いま台湾で飛んでいる人の給与データだけです。匿名で1件加わるごとに、書けることがその分だけ増えます。
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